【最新版】大活躍!年収1000万超えの外国人タクシードライバー登場!

【最新版】大活躍!年収1000万超えの外国人タクシードライバー登場!

2024年4月から日本で就労する外国人の新たな在留資格として、特定技能分野に「自動車運送業」が加わることが決定となりました。これにより、タクシー業界でも外国人労働者を積極的に採用していく流れになっています。タクシードライバーとして就労を希望する外国人の皆様が最も気になるのは給料面ではないでしょうか?今回は、地域別のタクシードライバーの給料を徹底解説いたします。

1 タクシードライバーの給与の仕組み

各地域の給料を解説する前に、タクシードライバーの給料の仕組みをご説明いたします。

タクシードライバーの給与体系は、一般的な給与体系と異なり、「歩合制」を採用しています。歩合制とは、お客様を乗せ、売上を上げれば上げるほど給料が上がる仕組みです。 歩合制にはいくつか種類があり、代表的な3通りをご紹介いたします。皆様が就労を目指すタクシー会社がどの給与体系を採用しているか、予め確認をしておきましょう。

  1. A型賃金
    固定給制のため、売上や走行距離に関係なく、基本給、各種手当、賞与など、決められた給料を貰います。
  2. B型賃金
    完全歩合制です。売上や走行距離に応じて給料が大きく変わり、自身が稼いだ分だけ給料に反映され、高収入を目指すことが可能ですが、稼げないときは給料が低くなるデメリットがあります。
  3. AB型賃金
    基本給や固定給に加えて歩合給や各種手当、賞与などが含まれます。多くのタクシー会社がAB型賃金の給与体系を採用しており、タクシーの需要が低くなる時期の稼げなくなるリスクを防ぎ、実績に応じて給料を増やすことが可能となっています。

2 タクシードライバーの地域別平均給与

タクシードライバーの収入は、首都圏や地方、付近に観光地がある等のエリア状況によって大きく変わります。今回は「一般社団法人全国ハイヤー・タクシー連合会」が発表している「令和4年タクシー運転者の賃金・労働時間の現況」のデータを参照し、地域別平均給与トップ10を発表いたします。

10位~6位

10位 福岡県(3,498,000円)
9位 岡山県(3,548,800円)
8位 石川県(3,605,500円)
7位 滋賀県(3,618,700円)
6位 千葉県(3,651,400円)

10位〜6位はこちらの結果となりました。全体的に観光地が豊富であり、観光客を多く呼び込むことができる地域がランクインしています。特に福岡県は観光地として非常に人気があり、九州地方の玄関口として、福岡空港や博多港などがあるため、外国人観光客も多く訪れます。千葉県は日本に来る際に外国人の方がご利用される成田空港や、大人気テーマパークの東京ディズニーランドがあり、来日した外国人のお客様を成田空港から各地の観光地やホテルまで送迎をする需要もあります。

5位~1位

5位 愛知県(3,854,000円)
4位 神奈川県(3,860,600円)
3位 兵庫県(3,991,100円)
2位 東京都(4,259,800円)
1位 大阪府(4,371,600円)

5位〜1位はこちらの結果となりました。やはり大阪や東京などの首都圏は人口も多く、タクシーを利用する方が増えるため、高収入が見込めます。首都圏の都市部や繁華街がある地域は、観光客が多いことや、夜間でのタクシー利用も多く、ドライバーの収入が比較的高い傾向にあります。タクシーの利用が活発になる場所、時間帯を把握しておくことで、さらなる収入アップが見込めるでしょう。

3 タクシードライバーが稼ぐために重要なこと

地域別給与のデータを見ると、稼ぎやすい地域があることが分かります。人口の多さ、繁華街があるか、観光客が多いかにより、給料の差は大きく出ます。
タクシードライバーとして皆様が働く際は、就労を希望する地域の年収に加えて、観光地や都市部に近いか、ビジネスマンの多いオフィス街が近くにあるかなど、営業地域の環境もチェックしましょう。

一方で、人口の少ない地域でも稼げるタクシー会社もあります。配車アプリを活用して効率良く営業をしていたり、専用の乗り場エリアを設けていたり、地域密着型の営業を行っていたり、都市部以外の県でも稼げるタクシー会社はあるため、地域だけでなくタクシー会社ごとの特徴を確認することが重要です。

4 年収1000万円越えの外国人タクシードライバー

タクシー会社の中には、既にタクシードライバーとして働いている外国人の方が在籍しています。
外国人タクシードライバーについてインタビューをしたところ、多くのタクシー会社が「タクシードライバーは外国人にとってぴったりの職業だ」と話します。
外国人タクシードライバーは収入を上げるために努力を続け、月収で60万、70万円を稼ぐ方が沢山います。中には年収で1000万円を超える外国人タクシードライバーもいるとのことで、自分の頑張り次第で高収入が狙えるタクシードライバーは、外国人の皆さんにとってもぴったりの職業と言えるでしょう。

まとめ

いかがだったでしょうか?タクシードライバーはどのように稼いでいるか、お分かりになりましたでしょうか?

現在、日本ではタクシードライバーの人数が足りず、各地の観光地や繁華街でタクシーを待つ行列が発生しています。今後もさらに、タクシーのニーズは高まると言われています。

働き方次第では、平均年収以上の収入を得るチャンスがあるため、日本で多くの給料を稼ぎたい方にはぴったりの職業です。実際に月収で60万、70万円を稼ぐドライバーもいる訳ですが、そのように稼ぐためには、タクシードライバーとして効率良く稼ぐための知識を増やさなければなりません。タクシー会社ではその点も含め、未経験の外国人の方にもしっかりと研修を行い、指導してくれます。少しでも興味を持っていただけた方は、ぜひ日本でのタクシードライバー就労を検討してみてください!

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