【最新版】外国人タクシードライバー就職ガイド 教えてQ&A

【最新版】外国人タクシードライバー就職ガイド 教えてQ&A

2024年4月より特定技能に自動車運送業が加わり、外国人の方でもタクシードライバーの就労が可能になりました。タクシーの仕事の魅力、しっかりと認識できていますか? ここでは外国人の方が抱くタクシーの仕事の色々な疑問、質問を徹底解説いたします

よくある質問

Q1.タクシー業界は未経験なのですが、それでも就労できますか?

採用者の約7割はタクシードライバーの未経験者です。大半の方が二種免許の取得後、 社内研修を経て立派にタクシードライバーとして活躍されています。 ご安心ください。

Q2.道を覚えるのが大変そう。誰でもできますか?

プロとして一定の努力は必要です。現在は、殆どのタクシー車両には、カーナビが完備されています。ドライバーとしての経験を重ねていくうちにだんだんとルートを覚えていくようになるのでどなたでも出来ると考えてください。

Q3.交通量の多い地域での運転は難しくありませんか?

こちらもドライバーとしての経験を重ねていく事が重要です。交通量の多い地域での運転には細心の注意が必要となりますが、安全運転を第一に心がけて普段通り運転していただくことが大切です。 各タクシー会社は、事故多発などの注意箇所の認識共有など様々なサポートを通じてドライバーを守ってくれています。

Q4.タクシードライバーになって最初に苦労しそうなことは?

入社後の不安な点としてよく寄せられるのが「道路知識」や「接客の仕方」です。各タクシー会社は、それに対応する形で配属後の指導・研修が用意されており、その後も継続的に受けられる様になっていますので安心です。

Q5.オートマチック(AT)限定免許でも「二種運転免許」はとれますか?

タクシードライバーには二種運転免許が必要ですが、通常の一種免許と同様に、オートマチック(AT)限定免許が取得できます。なお、現在のタクシー車両のほとんどがオートマチック(AT)車となっております。

Q6.英語は話せた方がいいでしょうか?

英語は、世界共通語でもありますので、話せた方が良いです。いま、日本には世界中から多くの外国人観光客が押し寄せていますので、通じる可能性の高い英語力は様々な 面で役に立つ可能性は大きいです。ただ、必須ではありませんので、まずは日本語力の向上を目指しその上でもう一言語でしたら英語は、最も通用する言語として役立つ事でしょう。

Q7.介護タクシーに資格は必要?

介護を行う場合には二種免許のほか、利用者の乗降介護に必要な「介護職員初任者研修」が必要になります。 今後、外国人材による訪問介護サービスについて、いまは認めていない在留資格「特定技能」の人でも従事できるようになる予定です。

Q8.外国人ドライバーでも活躍できますか?

永住者、定住者、日本人の配偶者などで活躍する外国人ドライバーはすでに多くの方々が活躍中です。これら諸先輩方の仕事の成果を比較してみても、日本人ドライバーと比べて全く遜色ありません。大いに活躍をしていただければと思います。

Q9.外国語対応のドライバーはどれほどいますか?

観光のために日本を訪れる訪日外国人も、便利な日本のタクシーを利用しますが、現在、日本のタクシードライバーの中で、外国語を駆使しておもてなしするドライバーは全国で1万人以上います。

Q10.お客さまの苦情対応や身に付けておくべきマナーなどありますか?

清潔できちんとした服装と身だしなみ、ていねいな言葉でお客様に接することが求められています。 日本人の価値観に基づくマナーなども自国と大きな違いがある様でしたら、知識として身に付けておくべきだと思います。それ相応の知識が必要になります。

Q11.本当に稼ぐ事が出来るかどうか不安なのですが?

タクシードライバーの賃金制度は各人の運賃収入に連動した「歩合給制」が大半となっており、全国の平均年収は地域によって格差がありますが、約360万円です。各社研修の中で営業指導を行い、安全を優先した効率の良い働き方を指導しています。また、最近では、ビックデータを活用し、乗客数の多い時間やエリアなどの情報をもとに 営業を行う会社もあります。 各社は、競い合って営業展開を効率化しようとしていますので、稼ぎたいというベクトルは同じ方向を向いていると考えて良いと思います。

Q12.最高年収はどれくらいですか?

タクシードライバーの給与は歩合制で、年収で700〜800万円を稼ぐドライバーが 少なからずいます。中にはタクシー会社の社員でありながら、1,000万円を超える年収を稼ぐスタードライバーも現役で活躍しています。

Q13.勤務時間は何時間程度ですか?残業はありますか?

隔日勤務はシフト制で1勤務あたり15.5時間前後(別に休憩3時間)、昼日勤の場合は1勤務あた7.5〜8時間程度です。希望する場合は残業も可能です。(過労防止の為上限があります)

Q14.有給休暇など休みはとりやすい環境ですか?

有給休暇の取得により、仲間に迷惑をかけるということがないため、他産業よりは取得しやすい環境にあると思われます。

Q15.タクシードライバーとして働けるのはいつまで?

定年を65歳と定めている会社が多いですが、健康面・運転面で問題がない方は70歳以上でも有期契約で元気に働いています。(体力に合わせ短時間勤務も選択できます。)

Q16.個人タクシーとの違いはなんですか?

タクシー会社で10年以上無事故無違反等の実績を積んだ場合には、個人タクシーの資格要件を満たしますので、これを目標にすることは可能です。

まとめ

この記事を最後までお読みいただき、ありがとうございました。外国人タクシードライバーとしての新しい道が2024年4月から開かれることは、多くの方々にとって大きなチャンスです。未知の世界への一歩は不安も伴いますが、今回ご紹介した情報が皆さまの疑問を解消し、少しでも安心してチャレンジしていただけることを願っています。タクシードライバーとしての新たなスタートを切る皆さまの成功と、業界全体の発展を心から祈念しております。これからも、皆さまの輝かしい未来に向けて、一歩ずつ前進していきましょう。

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